「みのや」の濃厚こってり焙煎味噌ラーメンが復活!「自家焙煎らーめん とみの屋」
36号線沿い南4条西2丁目の「みのや」さんが今年春先に突然閉店したときは、あの焙煎味噌が味わえなくなる!との悲鳴とともに、建物ごと取り壊すんじゃないか?などとも噂されていました。
その「みのや」さん跡地に明かりが灯っているのを見つけて脱兎のごとく駆け寄ってしまいました。
自家焙煎らーめん とみの屋
(南4西2|ラーメン)
こちらはすすきのの深夜ラーメン族にファンの多かった「みのや」さんの店員さんがその味を受け継いでオープンさせたラーメン店。(ちなみにトミノさんという方だそうです)
営業時間は平日朝3時まで週末朝4時までのすすきのの住人に嬉しい設定。不定休とはいえほぼ無休です。
こちらは旧「みのや」さんの最終日の外観。看板と暖簾が変わりましたが、全体的には以前のままです。
店内はカウンターとテーブル席があり広々。ほぼレイアウトも変わっていませんでした。
早速メニューを見てみます。
看板メニューの自家焙煎香る醤油、自家焙煎香る味噌(ニンニクor生姜仕立て)や、熟成白味噌、鶏の塩、鶏の醤油(各880円)などのスタンダードメニュー、自家焙煎香るフルスペック(1210円)、辛みそ(980円)しじみ(950円)極太麺(みそ・しょうゆ1200円)までバリエーション豊富です。
こちらは旧「みのや」さん時代のメニュー表。
焙煎しょうゆ、焙煎味噌(ニンニクor生姜仕立て)蔵出し白味噌、知床鶏のコク塩、知床鶏の和風しょうゆ(各880円)、焙煎味噌フルスペック(1210円)、辛みそ(980円)しじみ(950円)極太麺(みそ・しょうゆ1200円)…と名称は若干変わっていますが、メニュー構成・料金ともに変わって無いようで一安心。
ちなみにカウンターにマンスリーラーメンが掲示されていました。
ということで、真っ先に注文したのは…
自家焙煎香る味噌(ニンニク仕立て880円)
具材は大判のチャーシュー、味玉、穂先メンマ、ネギ、もやし、きくらげ。
ややとろみのある豚骨ベースのスープは麺の絡みもよし。表面にラード膜があり熱々(やけど注意!)
にんにくと焙煎味噌の風味が効いていて味も濃い目。呑んだ後にガツンとくる系の濃厚な味わいです。
小林製麺の中細ちぢれ麺。歯ごたえもよく、スタンダードな札幌ラーメンのスープともよく絡みます。
旧「みのや」さん時代の焙煎味噌の麺。この頃よりわずか〜に太くなったような(あくまでもイメージです)
しんなりと煮込まれた穂先メンマ。スープの味が濃いので箸休め的にもグッド。
ちなみにこの日は連れと二人でお邪魔したので、他のメニューも注文。
鶏の醤油(880円)
焙煎味噌とは正反対に位置するあっさり系の鶏醤油ラーメン。透き通った鶏清湯スープです。
麺は細めのストレート麺。シンプルであっさりした鶏出汁スープでツルツル〜っと締めるにはピッタリです。
半チャーハン(400円)
刻みチャーシュー入り。ラードで炒めたパラしな系のチャーハン。侮ってましたがおいしいっす。
餃子(400円)
餃子は皮厚めで予想に反してあっさりマイルドな味わい。焙煎味噌を頼むときは味が濃い目なので餃子やライスを合わせるといい感じかも…(こういう考え方が太るもとなのよね←)
熟成白味噌(880円)
こちらは後日頂いた熟成白味噌ラーメン。焙煎味噌が有名ですが個人的にはこちらのほうが好きだったりして。甘めのまったりしたスープと麺が絡んで美味しいんです。
「とみの屋」として復活を遂げた「みのや」のあのコッテリ濃ゆいラーメンがこれからも食べられるってのは嬉しい限り。
深夜に濃厚な味噌ラーメンが食べたい!ってときにオススメですよ!