厳かな建物の中にある札幌アートの発信基地「SIAFラウンジカフェ」
札幌市でもトリエンナーレ(札幌国際芸術祭)が開催されているのはご存知でしょうか?
札幌国際芸術祭とは、3年に1度札幌で開催されるアートのお祭り。Sapporo Interntional Art Festivalの頭文字を取ってSIAF(サイアフ)とも呼ばれます。
第3回となる次回は2020年度冬の開催となります。初の冬季開催とあって、北国ならではの試みやアプローチも楽しみですね。(SIAFの最新情報はこちらから)
大通公園の西端に位置する札幌市資料館中には、札幌国際芸術祭の基地があるんです。
札幌資料館DATA
住所:中央区大通西13丁目
開館時間:午前9時~午後7時
休館日:月曜(月曜が祝日の場合はその翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料
HP:www.s-shiryokan.jp
札幌市資料館は、かつて札幌控訴院だった建物を再活用した文化施設。
札幌軟石を使った貴重な建物で、国の登録有形文化財に選定されたり、札幌市の有形文化財に指定されたりしています。
無料で見学できる5つの展示室があり各種展示イベントが開催されています。
その資料館の1階に、SIAFラボの発信基地としてカフェラウンジがオープンしています。
資料館の入口にSIAFラウンジカフェの案内が設置されています。
案内に従って資料館の中に入ると、大正時代に建築された厳かな建物。外観もカッコいいですが、仲もいい感じです。赤レンガ庁舎にも似てますよね!
(参考記事)知ってる?北海道開拓使のシンボル「赤れんが庁舎」の正式名称は?
この真ん中の螺旋階段を昇ると展示スペースがあるのですが、今回の目的地ははSIAFカフェ、廊下を左にはいります。
左にはいってすぐ左手側にSIAFの文字が…
店内は10坪ほど、全体的に白を基調とした清潔感のあるカフェです。建物内の位置的には正面窓に面しています。
SIAFやアートの関連書籍が閲覧出来るライブラリー&インフォメーションスペースとなっていて、道内外の芸術・文化イベントの広報物もそろってます。
ドリンクメニューは、レギュラーコーヒー(深め)¥280、オリジナルブレンド(すっきり)¥280
紅茶、ソフトドリンク各種¥200とかなりリーズナブル。
フードメニューは、ホットサンド¥350、ケークサレ¥350、手づくりスコーン¥250(それぞれドリンクとセットで¥50引き)。
今回はホットサンドとアイスコーヒーのセットにしてみました。
ホットサンド&アイスコーヒー(¥580)
ホットサンドの中身はハム&チーズ。付け合わせでピクルスがついてきます。ホットサンドは外側がカリッとしていて中は熱々。チーズがコッテリかな?と思いましたが、サクッとペロッと食べれちゃいます。美味しい。
店内も静かでWi-Fiも完備されているので、ちょっとしたPC作業なんかも出来ちゃいます。
フードメニューのケークサレがどうしても気になったのでそちらも注文してみました。
ケークサレ(¥350)
ケークサレとはキッシュに似たフランス料理。ざっくり言うとチーズやトマトなどの野菜を混ぜ込んだ塩味のケーキのことです。少し小腹が空いたときなんかに丁度良いです。
SIAFカフェは展示を鑑賞した後などのちょっとした休憩にピッタリのスペースです。
休憩を終えて外に出て初めて気づいたのですが、大通公園が一望出来て景色も素敵です。
遠くにテレビ塔が見えますね。(春は裏庭の桜も人気なんだそうです)
札幌市資料館にはポロクルのポートがあります。
(参考記事)ポロクルvsえきチャリvsモバイクを比較。札幌のシェアサイクル&レンタルサイクルサービスを比較してみた!
雪まつりやビアガーデン、YOSAKOIソーランやオータムフェストなど大通公園では年間通じて様々なイベントが開催されています。
少し脚を伸ばして、資料館や展示イベントを覗きに来てみてはいかが?