「世界で最もおいしい50種類の食べ物」にランクインしたタイのマッサマンカレーと札幌スープカレーの融合「Soup Curry Maharaja」
まだまだ風邪が流行っているので、ここは一発スパイスを注入して抵抗力を強くしよう!ということでスープカレーを食べに行ってきました。
→すすきのへ行こう「スープカレー・カレー」食レポ記事一覧はこちら
どんなときでもカレーが一番!ということで今回突撃してきたのは、最近オープンした…
場所はスープカレー店が今まであんましなかったエリア、南6西3の中小路にあります。
看板を見つけ早速突撃。ビルの中に入り二階に店舗があります。
ここは、タイのゲーンマッサマンをベースとしたスープカレーのお店。
マッサマンカレー…筆者は学生の頃よく服や雑貨や猫の写真を撮りにタイに行っていたのですが、一度も食べたことがない…ココナッツミルクが入っているタイのカレーだよね?ってくらいのイメージ。
でも今回調べてみると、2011年にアメリカの情報サイトCNNGoの「世界で最もおいしい50種類の食べ物」という企画の中で第1位にマッサマンカレーが選ばれちゃつて、それから一気に注目度も高まっている模様です。
(注 1位はCNNGo編集部による選出。その後読者アンケートをとった結果10位だった模様。それでも世界の料理トップ10に選ばれるってすごい!)
さらにもうちょっと調べてみると、タイ南部のイスラム教を信仰している人々が食べていた「ご当地カレー=マッサマンカレー」なのだそう。マッサマンとは「イスラムの」という意味です。
さっそく席に座り、メニューをジロジロ見ます。
メニューを見てまず思ったのが、とにかくどのメニューも野菜たっぷりの具だくさん!!
ベースとなる具材を選んだら、辛さとご飯の量とトッピングをお好みで選びます。もちろん、ソフトドリンクやアルコールも用意されています。
レギュラーメニューの他にマンスリーカレーもあり。
今回は初回ということもあり
具:鶏と14品目の野菜
辛さ:3(おすすめ)
ライス:Mサイズ
ドリンク:ラッシー(プレーン)
を注文してみました。
注文してまずラッシーが出てきました。
ラッシー(プレーン)
よくプレーンでも砂糖が少し入れているお店もありますが、ここは砂糖は入れていないようで、すっきりさっぱり系でグビグビといける奴です。カレーのお供に最高の相棒です。
カレーを待つ間に発見。
SNSでチェックインすると嬉しいサービスありです。
そしていよいよ人生初体験のマッサマンカレーがやってまいりました。
鶏と14品目の野菜カレー(3辛)
メニューの写真通り、具だくさんです。ここまでみっちり具材を盛りつけてくれるお店久しぶりかもです。
具は、チキン、味玉、ナス、人参、ピーマン、レンコン、かぼちゃ、キャベツ、ジャガイモ、パプリカ、オクラ、まいたけ、サツマイモ、ブロッコリー、ヤングコーン。
ほとんどの具材が、素揚げされています。
チキンは、ホロホロ系ではなくしっかり歯ごたえを楽しむ系です。自分は、ブリブリの鶏肉の方が好みなので嬉しい限りです。
さてさてそれではスープのお味を…
んん!?
辛みよりまず先に甘みが!
甘いと言っても砂糖のような甘さではなくココナッツミルクの甘みが口に広がります。
ココナッツミルクの豊潤な甘みとスープのコク、そして後からじんわり来るスパイスの刺激が一帯となっていて、みんなの知ってるタイカレーとは全然タイプが違います。
珍しいのがスープカレーの具ではあまり見かけないサツマイモ。
サツマイモ自体が甘いので、甘いマッサマンカレーだとしつこくないのかなって思っていましたが、ナッツ系の甘みとは違ったホクホク系の甘みなので、アクセントになって楽しい。
食べ進めているうちに、メニューに書いてある食材ではありえないポリポリとした食感の具材が入っていることに気づきました。
味や香りはナッツみたい…これなんだろう?と思いながらスープをすくうと…
ピーナッツが入っておりました。
ココナッツ以外に感じられる甘みはピーナッツでしたか!あとで調べてわかったのですが、マッサマンカレーにはナッツ系を具として入れるのが特徴らしいです。
具材たっぷり、他のカレーでは味わえないマッサマンならではの甘みとコクは満足感抜群です。もちろんすすきのにあるだけあって朝4時まで営業というのもポイント高いです。
(文と画|USK)