狸小路サンデパートビル地下の激安大衆中華「五十番本店」が閉店(涙)
思い出のあるお店が今月末(2017年6月)に閉店するということで、血相かかえて行ってきました。
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そのお店とは
中華料理 東京五十番 本店
(狸小路3丁目)
今はドンキホーテ店とも名乗っているようです。
1965年創業(昭和36年)とのこと。こんなに古かったんだ…(50年超!)ちょうどお店に入った時には常連さんらしき人達も多数いらっしゃってました。
さて、このお店がある場所は、サンデパートビルの地下1階にあります。
サンデパートビル?わからない?
イエスそうご電機の地下!それもわからない?
じゃぁ、なんていえば皆さんわかるかというと
「すすきのドンキホーテの地下」
といえばみんなわかるはず!(よね?)
実は、正式な建物名としては「サンデパートビル」なんです。多くの人はあまり知らないと思います。
さすがにサンデパートの時代は知らないのですが、なんとかYES電器の記憶があります。MD買った記憶があるかな…くらいですが。
その後、拓殖銀行の破綻からYESそうご電器が閉店し、2002年からドンキホーテが入居して今に至っています。
ドンキホーテのほかにもレンタルショップのGEOやマンガ喫茶、履物屋さん、タバコ屋さん、果物屋さんがあるのは知っているかと思いますが…実は、ジュエリーの問屋さん?や床屋さん、歯医者さんなどが入っています。
そのエリアがこちら。左手に床屋さんのクルクル回る看板、奥には宝石やさんがあります。
反対側から撮るとこんな感じです。
しかし、ここを知っている人はどれだけいるだろうか…意外な発見があるので、是非訪れてみてください。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題の「中華料理 東京五十番 本店」
実は、本店というだけあって支店があります。懐かしの味は守られますが、その場所がなくなるっていうのはやっぱり寂しいものです。(サンローゼとか)
そんな五十番…サンデパートが老朽化によって取り壊しが決まり、高層マンションが跡地に建つとか建たないとか。その影響で、閉店となるようです。
高校生の頃、お金がなかったけど街中で何か食べたい!というときに、友達とよく行きました。
なぜかというと、その当時ラーメンが300円とか350円(税込)だったから。この立地でこの値段は破格です。
しかし、今は、材料などの高騰で値段が上がっていしまい、現在「380円(税別)」それでも破格のお値段です。
お味はというと、今となっては貴重な中華屋さんで食べる昔懐かしいラーメンそのものです。
アルバイトで自分のお金が使えるようになってから、ちょっと贅沢に酢豚定食を食べた思い出が…
五十番に行くと、必ずラーメンか酢豚定食のどちらかを頼んでいました。
ということで本日は酢豚定食(680円税別)を注文。
酢豚は、甘酸っぱいあんがたっぷりと入っており、人参、たけのこ、ピーマン、たまねぎ、豚の王道の組み合わせです。
そして、この酢豚を食べる上で必ずやっているのが、甘酢あんをスプーンでご飯にかけて食べる!
酢豚として楽しみ、甘酢あんかけご飯として楽しむという二倍の楽しみです。
食べ終わって会計って時に、気になったのが「伝票」。
すぶT?……!すぶたTEISYOKUのことね!
その下の…..
今は、消費税8%なのに、伝票には+3%?。
おそらく5%から8%になったとき、メニュー作成や原価計算をやり直すのがめんどうくさかったのかな。
なんだかんだ、700円ちょっきりの御精算でした。
五十番は、他にもたくさんのメニューがお安い価格で食べることができます。
街中で定食が安く食べれる中華食堂がなくなるのはさびしいですが、他に系列店が2店舗あるので、みなさんぜひとも食べてみてください。
(文と画|USK)
東京五十番 すすきの店さんはサンデパートビル再開発によりラフィラ地下2階に移転。さらに2020年5月のラフィラ閉館に伴い一旦閉店したのち2020年10月に南3西5(ノルベサ北向かい)に移転リニューアルしました。
(参考記事)満腹中華とビールで乾杯!女一人飯!「東京五十番」がラフィラ地下で復活!
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