ツルツル路面に要注意!札幌に移住して15年の私が辿り着いた滑らない&転ばないメソッドを伝授!
冬のツルツル路面はマジでおっかないですよね!
ブラックアイスバーン状態になった路面を運転するときは勿論のこと、歩くときも相当危ないです!
そこで、西日本から札幌に移住して来て15年の私が、遂に辿り着いたツルツル路面で滑って転んで怪我をしたりしないためのメソッドを伝授いたします!
転勤や進学などで札幌に移住して来た人は勿論のこと、旅行や出張で来られた方には、ツルツル路面に馴染みがないので、たかが転ぶくらいで何をそんなに大袈裟なこと言ってるの?と思われるかもしれません。
ですが、冬のツルツル路面で転んで大けがをした人を沢山知っています。
手や足を骨折したりなんてのは結構ザラにありますし、仰向けにステン!と転んで頭や首を打ち付けると最悪死にます。
甘く見てはいけません。
一言でツルツル路面といっても、横断歩道や歩道などそれぞれ凍り方に特徴があります。
その中でも特に危険な路面コンディションについてアナウンスすると…
特に危険な場所その1
横断歩道
歩いていて、ほとんどの人が足を取られるのが「横断歩道」です。これには確固とした理由があります。
車道の雪や氷がは昼間の日差しや車の熱で微妙に溶け、日が暮れて気温が氷点下になるとそれが真っ平らに凍ります。
これがツルツル路面の原因の一つ。
さらに車道のツルツル路面は、自動車の冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)で磨かれることによってさらにツルツルになります。
昔ながらのチェーンやスパイクタイヤが、目の粗いヤスリだとすると、スタッドレスタイヤは目の細かい紙ヤスリのようなものです。
特に、停まったり発進したりする際には、走行している時以上にピッカピカに磨いてくれちゃってます。
ですので、交差点ごとにある車道を横断する「横断歩道」は滑りやすいかなり危険なゾーンなんです。
その横断歩道の中でも更に危ないのが、中央分離帯を超えた後半の部分です。
というのも、車道は水はけを良くするため、やや山型になっています。ですので後半の部分は実は下り坂になっていることが多いのです。
しかもよちよち歩きをしながらの場合、信号がまだ青かどうか?点滅してないかどうか?を確認しようと顔を上げてしまい体重が後ろにかかりがち。
万が一この体勢で滑ってしまうと、かなりの確率で仰向けに倒れて頭や首、背中を強く打ち付けてしまいます。
横断歩道を渡るときは、なるだけ車の停車位置より遠いところをゆっくりと余裕を持って前傾気味に一歩ずつ歩いて下さい。
特に危険な場所その2
中小路
横断歩道に続いて危ないのが「中小路」です。
中小路は陽が当たりにくいので、路面の根雪があまり溶けません。
昼間は配達の車、夜はタクシーなどが通るため、中小路の車道はデコボコ&ツルツル!
バランスが取りにくいうえに滑るという中々の難所となっています。
なるだけ歩道を確保しながら気をつけて歩いて下さい。
特に危険な場所その3
歩道
「歩道」も完全に安全かと言うとそんなことはありません。
すすきの周辺の歩道は結構な確率でロードヒーティング化されているので、そこはまず問題なく歩けると思います。
一方でロードヒーティングされていない歩道は、昼間少し暖かく夜冷え込んだ時や、陽当たりの悪い側の歩道などは、以外とツルツルしていて歩きにくいです。
さらにコインパーキングやコンビニの駐車場などの車の出入りする場所は、歩道部分でも前述の超危険地帯=横断歩道なみの危なさなので要注意です。
横断歩道、中小路、歩道って全部危ないんじゃん!いったいどうすればいいのよ!とお怒りの声もごもっともです。
そこで数年前に転倒事故を起こして以来、一度も転ばずに7シーズン以上過ごして来た私の知っていることを大公開いたします。
転ばない方法その1
靴底を張り替える
靴底についても、色々と研究してきました。今のところこれが一番いいな!と思うのがこちらです。
私がお勧めするのが、ハイドロストッパーです。
札幌ではMr.ミニット各店で張り替えサービスを行っています。
Mr.ミニット 札幌三越
10:00~19:30
休業:1月元旦
TEL:011-233-5235
住所:中央区南1条西3 札幌三越 1FMr.ミニット 丸井今井札幌
10:00~19:30
休業:1月元旦
TEL:011-205-1520
住所:中央区南1条西2 丸井今井札幌本店 大通館 2F
転ばない方法その2
砂を撒く
横断歩道の渡り口や交差点などに、何だか見なれない小さなゴミ箱のようなものを見たことはないでしょうか?
この中には、実は砂の入った袋が常備されています。
この砂を歩道や横断歩道に振りかけることで、自分は勿論、この先他の人が歩く際にもグリップ力を発揮して、滑ったり転倒したりすることを予防することが出来ます。
ですので、砂袋を見つけたら、なるだけ危なっかしいところに振りかけながら歩きましょう。みんなで行うことで沢山の人を転倒から救うことになります!
転ばない方法その3
ICEBUG
ゴルゴ13も利用していると言う秀岳荘にいって詳しいスタッフの人におすすめされたICEBUG社のブーツを愛用しています。
前述のハイドロストッパーを貼った靴を11月と3月用に、そしてこのICEBUGを12月〜2月の本格的な真冬時期に履き分けていますが、それ以来一度も滑ったり転んだりしていません。(転ばない記録更新中です!)
ちなみにこんな感じのショートブーツから…
トレイルラン用のスニーカースタイルのものまでメンズレディース揃っているので、服装に合わせて足元も選べるんです。
(参考記事)滑らない!温かい!履きやすい!札幌の冬靴セレクト
番外編
ケガ防止にもなる手袋
よくポケットに手を突っ込んで、冬道を歩いている人を見ます。
これマジで危ないです!
転んだ際に頭や顔、背中や肩などを打ち付ける確率がグ〜ンとあがってしまうだけでなく、手が不自由なため、滑った際にもバランスを崩しやすい=転びやすくなります。
それだけでなく、手袋をはいていれば(←北海道弁:北海道ではソックスだけでなく手袋も”履きます”)転んで手をついた時に、手のひらや指を擦りむいたりなどのケガを防いでくれるんです。
真冬の札幌は氷点下の極寒ですので、防寒のトレッキンググローブがオススメ!価格も手頃で、私も色違いで持ってます。
転んで大けがしてから後悔しても遅いです!くれぐれも気をつけて、すすきのを楽しんで下さいね!