1964年創業。昭和レトロ喫茶最後の砦「純喫茶オリンピア」
サンローゼやトップの閉店により、すすきのエリアではいわゆるレトロな喫茶店はほとんど見かけなくなりました。
徒歩圏内でもオットー(南2西5)や、日之出ビルのCafeひので(南1西4)、オクラホマ(南1西6)、ぷちぱんぷきん(南9西3)くらいです。狸小路に出来たコメダ珈琲店(狸小路2)も近いと言えば近い存在ですね。
(参考記事)
・狸小路ほど近くの老舗純喫茶でランチと雑誌とコーヒーで一服「珈琲舎 オットー」
・日之出ビルを地下に降りると広がる風情溢れる昭和レトロ空間(Cafeひので ひのでそば ジュアン)
そんな中、札幌市で燦然と輝くレトロ喫茶のメッカ的存在が「オリンピア」です。
1964年東京オリンピックの年に創業。場所は北海道庁の北側に面したビルの地下1階にあります。
レトロなガラス扉に「純喫茶 オリンピア」の文字!フォントもレトロでいい感じです。
店内も東京オリンピック2020直前の令和元年とは思えない異空間!
合皮のソファーもテーブルもシャンデリアもパーテーションもとにかく昭和感満載です。
メニューはスパゲティー、カレー、ピラフ、サンドイッチ。全てのメニューに+150円でドリンクをつけることが出来ます。(セットドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュース)
コーヒー380円から、しかもコーヒーのおかわりは150円とリーズナブル。
特に推しメニューはパスタメニュー。毎月最初の1週間はパスタフェアーと銘打ってサラダとドリンク付きで600円です。
他にもハンバーグやビーフシチューなどの洋食メニューやランチメニューもあります。
ランチメニュー(11:00〜14:00)は、ミニハンバーグスパゲティ、ミニハンバーグカレー、ハーフ&ハーフの3種で750円(サラダ・ドリンク付き)。
この日は、閉店ギリギリに滑り込んでミートスパゲティーとアイスコーヒーのセット(750円)にしました。
待つこと5分少々で出来立てがやってきます。
ミートスパゲティー(600円|サラダ付き)
プラス100円で大盛りにも出来ますが、普通盛りでこの量です。
ボリューミーなパスタ麺にたっぷりのミートソース。量もさることながら美味しそう!
フォークで一気に巻き取ってワシワシと…美味い!ソースの甘みと酸味のバランスも丁度良く、麺ともよく絡みます。
さすが周辺のサラリーマンに愛され続けるだけあって、量と味のどちらも兼ね備えています。
アイスコーヒー(セットで+150円)
このアイスコーヒーも中々にナミナミ入ってきました。銅マグに入ってくるキンキンのアイスコーヒーをいただくのは久々です。
苦みスッキリの暑い日にゴクゴク飲みたいコーヒーでした。
ちなみにオリンピアさんは禁煙。昭和レトロといえどもこの辺は令和を先取りしていますね。
閉店は少し早めの18時ですが、朝は8時からオープンで中休みももちろん無し。モーニングやランチ、ちょっとコーヒーブレイクにもってこいの名店ですよ!