無化調×ハマグリ。朝まで営業のラーメン店「中華蕎麦 あさつゆ」
すすきのに新しいラーメン屋さんが出来たとの情報を得たので早速行ってきました。
場所は南5条西3丁目。近くにはラーメン横丁もあります。
5条通りを駅前通りから東へ。中程右手に見えてきます。
ここはかつて北一というラーメン屋さんが長らくお店を構えていたところです。外観から全くもって違うお店になっていますね。
店頭のノボリや看板を見るに”はまぐり”と”中華蕎麦”がお店のウリの模様です。
外観がラーメン屋さんっぽくないところも含めてちょっとすすり(南8西3)さんにも似ている感じがしますね。
(参考記事)新食感つけ麺!がごめ昆布のネバネバ×コシの強いストレート麺×爽旨つけダレがベストマッチ!「自然の恵み すすり」
早速入ってみましょう。
店内は10坪ほどの広さでL字カウンター10席のみ。入口左側に券売機があります。
メニューは中華蕎麦(醤油)中華蕎麦(塩)つけ麺の3種類。その他にトッピング類がありました。
この日は初見ということもあってイチオシの中華蕎麦(醤油)におつまみワンタンをチョイス。
待っている間に色々と情報収集。
こちらのお店は化学調味料を使わず、麺は自家製の低加水麺。醤油は関ヶ原の溜まり醤油使用とのことです。何だかわからないけど天下分け目な醤油でしょうか?と思って調べたら、宮内庁御用達のブランド醤油だそうです。これは期待大!
と拉麺がやってきました。
中華蕎麦(醤油)
ド〜ンと真ん中にハマグリと大きな三つ葉。その下に鶏ハム(豚チャーシューもさらに下に隠れてました)と細切りのメンマ。そしてサイコロ大のバターが味変用に添えられています。
見た目がシンプルで美しいです。まずはスープを一口。
んおおおう!美味い!
スープの旨味に呼ばれたかのように麺をひとすすり。
細麺ながらコシがあり、プツンと歯切れのよい麺です。角の立っているような食感です。これまた美味い。
特にこの三つ葉がいい仕事してます。三つ葉あるとないでは相当な違いがあるんじゃなかろうか?ってくらい、この醤油味のはまぐりスープや自家製麺に絶妙の表情を与えてくれます。
と、おつまみワンタンもやってきました。
おつまみワンタン
上に載っているのは生姜とネギです。表現が難しいんですが日本人の作る本格中華店的なルックスのワンタン。こういうところにも店主のセンスが滲み出てます。なんならこのワンタンだけの居酒屋とか作っても流行るんじゃないかなってくらいの完成度です。
そこそこ味はついていますが、できればこれ酢醤油とかポン酢とか何か辛いジャンとかで食べたいなと、ここまで書いて私の頭の中に浮かんでいたのは四谷の名店こうやでした。
調味料はついて来ないのでいっそのこと……と中華蕎麦にダイブ!途中からワンタン麺にして食べちゃいました。
醤油味のスープにこのワンタンは相性良し!メニューにワンタン麺もあるので次回からはそれにしよう!っと。
ちなみに、先ほど紹介したメニューの中に気になるものが……
「和え玉」200円
和え玉?替え玉じゃなくて?
よくよく見るとこう書いてあります。
「和え玉」のおいしい食べ方
①「そのまま」食べる(味がついてます)
②「つけ麺」風に
③「替え玉」で
気になってしょうがないので追っかけで注文!
和え玉
普通に1人前分の麺が入ってきます。なかなかのボリュームです。
上にはレアチャーシューの短冊切り的なものと三つ葉、ハマグリの身も入っています。これはなかなかコスパいいんじゃないでしょうか?(和え玉のみの注文は不可)
まずは言われる通りそのままで。ちょっと混ぜ混ぜしてみると下の方に調味油的なタレがあって、油そばとか混ぜ麺っぽい感じです。味はあっさりめの味付けで、麺の味を味わうのにピッタリですね。
続いて残った中華蕎麦のスープにちょっと浸してつけ麺風で。これはこれで合いますね。次回はやっぱりつけ麺にしようかな←
そして最後に残った和え玉を具材ごとおつゆにIN!替え玉風で。
細麺なのと無駄なこってり感がないので、2玉目でもスイスイいけます。麺をすすりながら、味変のバターのことを思い出してこちらも入れてみました。
醤油と貝類とバター。合わないわけがありません。バター好きな人はもっと欲しいかも。
シンプルなメニュー構成ながらも、次回のバリエーションの楽しみが止まらない!すすきのに素敵ラーメン店の誕生です。
あさつゆさんは閉店いたしました。