すすきのトップクラスの要予約な焼肉店。お肉もサイドメニューも最高!「グルマンズ いとう」
すすきのへ行こうでもラーメン、カフェに続いて厚めに記事を書いているジャンルが、焼肉です。
その理由はわざわざ明言するまでもなく…
オニクノコトガスキダカラ!
以外の理由は一切ありません。
これまでも
トトリ(すすきの創業30年以上!ワンカルビは必食の旨さ!)
肉貴族(深夜にすすきので一人立ち食い焼肉!稀少部位を1枚ずつ注文出来る稀少なお店)
BULL TOKYO(肉寿司&すき焼きサーロインつきちょっとリッチな焼肉コースを堪能して来ました!)
たいはーら すすきの南店(レアで食べられるジンギスカンが人気!老舗焼肉店が新店をオープン!)と、有名老舗店や気になるニューオープン店に突撃レポして来ました。
そんな私が、今まですすきので食べて来た焼肉店の中で一番にオススメしたいお店をご紹介します。
グルマンズ いとう
(南3西3)
ご存知の方も多いと思いますが、こちらは以前記事でも取り上げた焼肉リゾートハワイの本店。(斜め上過ぎる店名の焼き肉店はすすきののあのお店の姉妹店だった!「焼肉リゾートハワイ」)
グルマンズいとうさんは2021年6月南3条西3丁目に移転リニューアルいたしました。
こちらのお店の紹介が、サイトリニューアルから18か月もかかってしまったのは「いつも予約で一杯でしばらく行けなかったから」に他なりません。
6年前にオープンしたばかりのこちらのお店を偶然見つけて気になって突撃して依頼、お肉のおいしさ、ハイクオリティーなサイドメニューの数々、そしてお店の雰囲気に一目惚れ。
会う人会う人に「すげぇ焼き肉屋が出来た!超いいお店だからみんなで応援して無くならないようにしよう!」と啓蒙して回ってました。(恐らくグルマンズいとうさんを最初にメディアに載せたのは、あの伝説のフリーペーパーにしろくです←)
今ではそんな心配全く無用の超人気店となり、2号店モツの朝立ち、3号店ハワイとトントン拍子に成功を収めています。
さて前置きが長くなりましたが、この度晴れて運良く予約が取れたので、3人で突撃して来ました。
平日夜9時半の予約にも関わらず、テーブル席はおろかカウンター席も満席。さらに入れ替わりでお客さんが入って来ます。(こりゃ予約も取りにくいわけです。)
ようやく取れた奥の掘りごたつテーブル席に着席!
まずはドリンクメニューから。
ビール、サワー、ワイン、日本酒、ウイスキー、焼酎、梅酒、ソフトドリンクなどのオーソドックスなものから、
生果実まるごと絞りサワー(すだち、みかん、レモン、グレープフルーツ)、生姜シナモンなどをミックスした手作りジンジャーハイボール、高麗人参酒、トンイ生マッコリまで色々と取り揃えてあります。
焼肉にワインを合わせたり、韓国料理にマッコリを合わせたりしている人も見受けられました。
まずはビールを頼んで乾杯!(写真、ちょっと飲んじゃってます←)
クケー!
ビーーーーール!!(ハイボール!風に)
この一口めの喉ごしがビールの醍醐味だよね!
おっとっと、ビールもいいけど肉だよ肉!
お肉のメニューには…
グルマンズの約束
グルマンズは生肉のみをご用意いたします。
の滾るありがた〜い文言が!
そうなんです。グルマンズいとうさんでは冷凍肉を使わずに、鮮度のよい今日食べて欲しいお肉を提供しているんです。
レギュラーメニューには、旨肉上ロース、旨肉ロース、上カルビ、カルビ、牛タン、サガリ、焼きシャブの赤肉系から
こころ、赤せん、豚ガツ、豚ホルモン、和牛ミノ、牛レバー、鶏セセリ、豚肩ロース、豚足辛焼きのホルモン系や鶏肉、豚肉メニューが並び、
稀少部位メニューには、
かめのこ、らんぷ芯、まる芯、ひうち、和牛サガリ、和牛タン、ほほにく、まるさし、三角バラ、かいのみ、ささにく、いちぼ、みすじ、リヴステーキ…とよく耳にする奴から、なにそれ?どこの部位?みたいな珍しいメニューまでがずらっと並びます。
これ見てるだけで口中涎だらけになるんですが、グルマンズはここからが違います!
サイドメニューも充実しているんです!
キムチ、ナムル、豚足、チャンジャ、チヂミ、ムンチュ(胡麻和え)なんかのオーソドックスなメニューに加え、
コッチョリ(香味野菜の辛い和え物)、ミノの湯引き、ハツの薬味正油、白せんまいの湯引き、韓国式冷や奴、青南蛮味噌漬け、コリアンピクルス、アサリの塩漬け、エゴマの正油漬けなんていうちょっと食べたことない!食べてみた〜い!マニアックな韓国料理が沢山。
さらにスープ(貝のスープ、ユッケジャンスープ、コムタン、もずくの酸っぱいスープ、ニンニクスープ)や
サラダ(岩のりとレタスのサラダ、温かいキャベツのサラダ、ホウレンソウとベーコンのサラダ、サンチュ)
飯もの(しじみの韓国式粥、海鮮温麺、冷麺、ユッケジャンラーメン、コムタンラーメン)とこれでもかのラインナップ!さらに白米はつや姫だぜ!
もう、焼肉のディズニーランドです!(お酒も飲めるからディズニーシーか←)
これ以外にも、このごろメニューと題して…
サロマ牡蠣のコッチョリ、〆鯖とエゴマの辛和え、鮭キムチ、花咲きロース、韓国式レアステーキ、生ガキと葱のチヂミ、もつチゲ、あんこうの辛いチゲなる期間メニューまである始末。
ちきしょう!全部食べた過ぎて選べないぜ!
と、悩んでいてもお肉はやって来ないので、まずは普通にキムチ盛り、ナムル盛り、暖かいキャベツ、そしてタン塩でスタート!
キムチ盛り
カクテキ、オイキムチ、ニラ、キャベツ、空芯菜のキムチの盛り合せ。ニラのキムチ美味しい!
ナムル盛り
季節なのだろうか?こちらもニラのナムルが。ニラが何よりも好きな自分的には嬉しいニラづくし。
暖かいキャベツのサラダ
キャベツを茹でたものに、やや甘辛いタレのようなものがかかってる。これだけでもかなり甘くて美味いんだけど、このタレやタレのついたキャベツで肉を巻くとさらに旨ー。
牛タン塩
焼肉スタートはタン塩ですよ!タ・ン・し・お!
旨塩だれのかかった厚切りのタン塩をジューシーに焼いて…
タイミングを逃さず網からさらってレモン汁に浸して食べる!
ぐわ〜〜!!
美味すぎて死んでしまう!
ってこれ肉1枚ごとにやってたら1万文字超える勢いになるのでなるだけ控えめ〜に行きます…
ゆっくりじっくり味わいたいので一気に載せずに一人1枚ずつ。食べては載せて最適なタイミングで各々食べる!のルールでお酒や白米とのマリアージュも楽しむぜ!
このタイミングで肉以外の気になったメニューも行ってみよう!
〆鯖とエゴマの辛和え
〆鯖とエゴマ以外になんだか芋だか筍だかカブの様な物体が……
んん?
甘〜い!
牡蠣もとい柿が入ってる!
あのビストロっぽいところで出て来るチーズとか塩っぱいものとかに無花果を合わせる感覚に似てる。〆鯖の塩っぱさ、エゴマの通り抜ける香り、唐辛子の辛みに、柿のとろけるクリーミーな甘み!超美味しい!
次に注文したのが、王道の旨肉ロース、カルビ、サガリ、豚ホルモン(タレ)!
旨肉ロース
あ…赤身が
う・つ・く・し・い…(©ミリア・ファリーナ)
お肉の素晴らしさもだけど、焼き肉屋の真骨頂ってのはもみダレにあり!各店の試行錯誤の末に生まれたもみダレやつけダレにこそ、真の実力が現れるのだ!
是非グルマンズいとうさんのパルフェなタレを味わって欲しいっす!
カットされたカブがつけ合わせでついて来ました。カブの方は軽く熱を通すくらいに炙って食べるべし。
カルビ
焼肉と言えばカルビですよ!美しい赤身部分とサシの融合!「並」でこのお肉が出て来るのもグルマンズいとうさんの凄いところ。
サガリ
人気部位のサガリ!赤身の旨みにアバラ部分のジューシーな肉汁&脂!コメがススむ肉ナンバーワン部位!
豚ホルモン(タレ)
やっぱ札幌の焼肉と言えばホルモンですよね〜。片面中心に炙ったジューシーな奴もいいけど、両面カリッカリに焼いたのも美味い!
ここでちょっと変わったお肉も行ってみましょう。この頃メニューから花咲きロース、稀少部位からほほにく、そしてミノ。
花咲きロース
網目状に包丁が入っていて火が通りやすくしてある赤身肉。軽くサッとですぐに火が入ります。わさびでどうぞ。
ミノ
ホルモンはタレでいきましたから、塩でいかがでしょう?ということで塩味で。
同行のグルマン(食いしん坊)が、「もう他所ではミノが食えない」と言ったくらいプリプリのミノ。
ほほにく
いわゆるほっぺ周辺のお肉、ツラミとも呼ばれます。独特の噛み応えで、うまみがにじみ出てくる一品。カルビなんかのジューシーな脂もいいけれども、歳をとってくるとこういう肉肉しいのもいいのよね〜。
いよいよ腹八分目も迎えて来て、メインイベント”大将オススメの稀少部位を厳かに食う!”を前に、箸休めを注文←
生ガキと葱のチヂミ
生ガキを贅沢にまるごとくるりと巻いて焼いたチヂミ。これまた旨い!カリッと焼き目のついた生地を頬張ると、葱の香りと牡蠣の豊潤でクリーミーな滋養味が!
そして大将に「稀少部位の中で今日のオススメを下さい」とお願いして出て来たのがこちら!
まる芯
「まる芯」はもも肉の中でも「芯玉(まる)」の中にある極上の赤身肉。
芯玉(まる)とは後肢の大腿骨の前側に位置にある希少部位の総称で、他に亀の甲(カメノコ)」「ひうち(もも三角)」「骨肌」にわけることが出来ます。
キメが細かくやわらかな肉質で、厚切りでも固くなく美味しくて、赤身のステーキとしては、ヒレについで理想的な部位。
これを、網を新しいのに換えてもらって、牛脂を溶かし塗っていい感じになったら表面をジュジュッと焼くのです。
断面の赤い部分から毛細血管を通じておつゆが滲み出たのを見たら……
即座に備え付けの山わさびと泡正油で一気に食う!
あぁ〜程よい赤身肉の食感と味わいとそして肉汁!
大切に育てられた健康なモーモーさんの姿が…そして飼育員さんの笑顔が…
浮かぶ前に肉が消えたぜ!←
腹8分目をを超えたにも関わらずまだ厚切りのお肉が美味いなんて…
焼肉はエラい!
今回もメインイベントは一瞬でした…
はぁ〜食った〜!
でも未だここはマラソンでいえば国立競技場のトラックに入ったところ。全て出し切るぜってことで〆に(というか、入れ切る?か…)
〆は流行りのパフェじゃなく、飯と麺を食べましょう!←
旨辛もつチゲ
辛みは普通にしてもらいました。中に入ってるパプリカ風のは青唐辛子。ホルモンから出る脂分と辛み成分は相性バッチリ!
〆の雑炊(写真無し)はバターかチーズが入ってて旨辛&クリーミー!
冷麺(ハーフ)
どうしても冷麺が食べたくてハーフを二口ずつ3等分。ツルシコの韓国冷麺と冷た酸っぱい汁でデトックス気分←
完!食!
最後になるけど、グルマンズいとうさんが多くの人に愛される理由が、美味しいだけでなくクオリティに対して価格がお安いこと。ちなみにこの日は総体重250キロ超えの3人が動けなくなるほど食べて飲んで一人7500円!
激安店じゃないけど、焼肉店でやらかしまくって、超イイオモイしまくってこのお値段!
安いと思います!
とにかく全方位的に素晴らしい焼肉店のグルマンズいとうさん。すすきの飲食店オールジャンルでランキングしてもトップクラスだと断言します!
グルマンズいとうさんは2021年6月南3条西3丁目に移転リニューアルいたしました。