アンチチャーシュー麺派にも是非食べて欲しい!とろ肉チャーシューが美味しい「有限会社 山頭火 札幌南3条店」
普段からラーメン屋さんに行く機会の多い私ですが、なぜか昔から頼まないメニューがあります。
それは……
チャーシュー麺です。
恐らく90%の割合で普通のラーメン(しょうゆしお味噌のシンプルな3味)残りの10%が味玉トッピングか気合いの全部のせ。
なぜか、チャーシュー麺を頼むことがありません。
その理由の第一が、”高いから”です。(セコくてスイマセン)
当然と言えば当然なんですが、普通のラーメンが700円前後なのに対して、チャーシュー麺は1000円〜というお店が多く、+300円以上投資するなら餃子か半チャーハンつけちゃうよ!って気持ちになっちゃうんです。
そんなかたくなにチャーシュー麺を頼まない私が、ここに来ると何故かチャーシュー麺的なものを頼んでしまうというお店を紹介します。
山頭火 札幌南3条店
(南3西3)
1987年末に旭川で産声を上げた山頭火、元来の旭川ラーメンは蜂屋に代表される”魚介と豚骨鶏ガラのWスープにラード、中細縮れ麺”の醤油ラーメンや、よし乃に代表される味噌ラーメンが有名ですが、山頭火のイチオシは塩ラーメン!
ラーメンどんぶりらしからぬ反りのない藍色のどんぶり、まろやかな豚骨白湯スープ、細麺に煎りゴマと小梅という当時の旭川では異端中の異端でしたが、その美味しさが広まってあっという間に行列店に。
その後札幌や東北四国九州〜首都圏などに出店し、更に海外にも進出。(アメリカ、カナダ、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ)世界的に最も成功したラーメンチェーンの一つとして知られる存在にまでなりました。
そんな山頭火の人気メニューが
特選とろ肉らーめん(しお)
別盛りになったチャーシューや具を、素らーめんに乗せて食べる山頭火のオリジナルメニュー。
別盛りのチャーシュー&具の内容は
とろ肉チャーシュー、メンマ、キクラゲ、ネギ、ナルト、小梅が別皿に盛りつけられて出て来ます。
まずは、何にも入ってない素ラーメンの澄んだスープをひとすすり……
まろやかでコク深い豚骨スープ!確かにこれ最後の一滴まで飲み干せそうです!
折角なんで、スープインする前のチャーシューも一口……
ホロホロになるまで煮込まれたまさにとろ肉というネーミングがピッタリのチャーシュー。脂っこくなくそれでいて味気ないボソボソでもないバランスで、これだけでご飯食える!
デモンストレーションも程々に、具材をオンTHEラーメンしてみましょう!
ここでポイントですが、チャーシューは”半分は浮かべ気味に、そして半分は器の底の方に沈め気味に”することをお勧めします!(その理由は後ほど)
麺は細めでつるつるっとイケつつも、スープによく絡みます。(カタ麺好きな人は具を載せてる間にやや柔らかくなってしまうので、固め推奨)
食べているうちに、小梅がほぐれて来るのですが、これが中々いいアクセントになっています。
ある程度食べ進めたら、先ほど沈めておいたとろ肉チャーシューをサルベイジ!
ほろほろにほどけた肉の繊維の中に豚骨白湯スープが染み込んで、噛めば噛むほどジューシーに!(ヤケド注意)
とろ肉チャーシューがスペシャルジューシーとろ肉チャーシューにクラスチェンジ!
最後の最後まで楽しめます!チャーシュー好きにも、アンチチャーシュー麺派にもオススメの一杯です!
(追記)今回取材した山頭火は元々前述の”らーめん山頭火”チェーンのFCでしたが、今は無関係の模様。公式HPにこのような一文が!!
ムムム……何とも紛らわしい。一体いつからこうなったのであろうか?情報求む!