狸小路7丁目の魔都「シンガポールスタイル・コピティアム」でアジアン屋台気分にまみれる!
パクチーをベランダで育てている森泉です。すでに6シーズン目を迎えました。
以前はジョイフルAKくらいしか種を買えるお店はなかったのに(名前はコリアンダー)今年はどこでもパクチーの種が売っていますね。栽培キットもあります。年々気温が高くなっているので北海道でも育てやすくなってきました。
ちなみにイオンの野菜売り場で「香菜(シャンサイ)」の名前でパクチー(根付き)が売っています。上の部分を食べて、切り落とした根の部分で水耕栽培にできますよ。
パクチーブームなんて関係なく今も昔もにぎわっている東南アジア料理のお店があります。
シンガポールスタイル コピティアム
(狸小路7丁目)
名前の通りシンガポール料理のお店です。場所は混沌の狸小路7丁目。7丁目には狸小路1丁目から6丁目までのポンポコシャンゼリゼ感はありません。
最近タヌキスクエアとかジェラートのお店なんかが出来て、ややお洒落感が出てきましたが、そのタヌキスクエアの並びに、サイバーパンクなアジアンムードを放ちながらコピティアムは鎮座しています。7丁目の怪しげな雰囲気の原点はこのお店ですね。
店頭にはスチールテーブルとプラスチックの椅子が置かれアジアの屋台風景そのもの。店中は赤い照明。
食べログを見てもらうと解るのですが、お店の中で撮った写真はすべてピンクがかって淫靡な色味になってしまいます。
ここで飲むのはやはりシンガポールビール。暑い国の料理にはビールですね。ビールの種類が豊富でベルギービールも置いています。瓶ではなくドラフトでいただけるのがうれしい。
多国籍国家のシンガポール。料理も中国、インド、イスラム、マレーシアなどの影響を受けています。
空芯菜は茎の中心が空洞になっている葉野菜。アジア旅行をしていれば必ず目にする野菜です。
油との相性が抜群。たまに農家さんがやっている直売所で見かけるのですがスーパーでは買えません。なぜ日本では流行らないのでしょうか。
春巻きにパクチーがたっぷりの鶏肉炒め。日本人向けに食べやすく…なんて手加減はまったくなし。ガツンとした味です。
シンガポールといえばチキンライス!ですが、写真を撮り忘れてしまいました。やわらかく煮込まれた鶏肉と出汁のしみ込んだジャスミンライスにチリソースはお好みで。
〆にはやっぱりココナッツアイス。これ食べないと終われません。
このお店の良いところはお値段もアジア風。いっぱい食べてもお会計時にあれ?って思うはず。
たくさん飲んでしまう人はコースであれば飲み放題もあります。アーケードもあるので雨が降っても大丈夫。いつも混んでいるので予約はお早めに。
年々暑くなる北海道。暑くてたまらない日は狸小路7丁目でアジアを感じてください。
コピティアムさんは閉店いたしました。
(文と画|森泉サヲリ)