創業35年!すすきのっ子のジャンクなソウルフード!「たこ焼き お好み焼き 秀ちゃん」
たこ焼きやお好み焼きは、大阪や広島なんかのソース文化の本場だけのものではなく、今や全国区のグルメコンテンツです。
1年前にすすきのへ行こうでもたこ焼きの特集記事をアップしました。(参考記事:熱々でトロットロ!すすきのでオススメのたこ焼き屋さんトップ3+α(お持ち帰り、出前、居酒屋、食べ放題))
今回はすすきのにも結構あるたこ焼き屋さんの中でも、最老舗クラスの歴史の深〜いお店をご紹介したいと思います。
秀ちゃん 本店
(南5西6)
ジャンボ1000の真裏、MKタクシー乗り場の西隣に突然現れるレトロ横丁”五條新町”の北側入口に、秀ちゃんはあります。
年季の入った看板、赤白のルーフ……中高生の時に学校帰りに寄り道していたお店を思い出します。
秀ちゃんは創業35年。すすきのに現存するたこ焼きやの中では最老舗店。
テイクアウトのイメージが強いですが、実は中でも食べられるんです。
狭小な店内にはL字カウンターがあり、そのL字の中が厨房。道路側に鉄板が設置されており、さらに販売用の窓口があります。
どうですか!この計算され尽くした間取り。もはや様式美すら醸し出していますよね。
メニューは焼きそば・焼うどん、たこ焼き、お好み焼きのオーソドックスなスタイルながら、様々なオプションを加えて可能な限りのバリエーションが並んでいます。
ちなみに、お店オリジナルメニューの”蝦夷焼”なるシーフードミックスなたこ焼きもあります。
この日は店内でモダン焼き、テイクアウトでたこ焼きを注文しました。
すぐに店内で調理が始まります。ジュウジュウいう音と香ばしい匂いがたまりませんね!
焼きたて出来立てのモダン焼きが鉄板とともにやって来ました。
ある意味インスタ映えしている漢な盛り付け!
紅ショウガ、青のり、ネギはカウンター上の小鉢からお好みでかけるシステムです。
今からウン十年前に地元のお好み焼き屋さんで初めてモダン焼きを食べたときから、お好み焼き屋さんにいくと自動的にモダン焼きを頼むクセがついています。
”モダン”というワードに何かレトロ感とオシャレ感が同居しているような気がしたものです。(1人前なのにそばとお好みの両方が愉しめる”盛り沢山”の意味もあるそうです。)
コテを使って(地方によってヘラとかテコとも言う)お好みを切り分けてコテに載せて口に運ぶ。熱々を口の中でフウフウしながら食べると格別の味わいです。
35年前の味を知らないんだけれども、「昔と変わらない粉とか麺をなるだけ使って、昔と変わらない味を守りつづけているに違いない!」という確信が天から降りて来る気がします。
そんな気分になれるモダン焼きでした。
食べ終えると、テイクアウトのたこ焼きが出来ていました。
小振りなたこ焼きが12個入って550円です。(マヨネースと青のり、紅ショウガは言えば入れてくれます)
これまた、子供の頃の駄菓子屋の味わい。
すすきのっ子は必ず食べたことあると言っても過言ではない秀ちゃん。
五條新町の空間も相まって懐かしい気分になれること間違いなしです。