交流戦終了 ファイターズのシーズン中盤戦の展望(大谷、近藤、マーティン復帰情報)
2017年セ・パ交流戦が終了しました。肝心の日ハムの成績結果ですが、投打の噛み合いの悪い試合が多く(特に中継ぎ陣の不調と近藤の離脱)今年は勝ち越すことが出来ませんでした。
交流戦を振り返りながら、いよいよ中盤戦に突入するレギュラーシーズンの行方を占ってみたいと思います。
交流戦の結果(順位表、活躍選手)
今年の交流戦は、セリーグチームの奮闘もあり、ソフトバンク・広島・西武・楽天・阪神が最後まで競り合い、ソフトバンクが3年連続の勝率1位を獲得しました。
交流戦順位表
1位 ソフトバンク
12勝6敗0分 .667
2位 広島
12勝6敗0分 .667
3位 西武
10勝7敗1分 .588
4位 阪神
10勝8敗0分 .556
5位 楽天
10勝8敗0分 .556
6位 オリックス
10勝8敗0分 .556
7位 DeNA
9勝9敗0分 .500
8位 中日
9勝9敗0分 .500
9位 日ハム
8勝10敗0分 .444
10位 読売
6勝12敗0分 .333
11位 ロッテ
6勝12敗0分 .333
12位 ヤクルト
5勝12敗1分 .294
打者個人成績
打率
1位 丸(広).411
2位 松本(日).396
3位 武田(オ).382・本塁打
1位 ゲレーロ(中)9本
2位 柳田(ソ)7本
3位 鈴木(広)ロメロ(オ)メヒア(西)ロペス(デ)6本打点
1位 柳田(ソ)23打点
2位 丸(広)18打点
3位 ロメロ(西)17打点
投手個人成績
・防御率
1位 マイコラス(巨)0.82
2位 濱口(デ)0.93
3位 美馬(楽)1.23・勝数
1位 濱口(デ)薮田(広)バンデンハーク(ソ)秋山(神)3勝
日ハム交流戦各試合結果
vs DeNA
2勝1敗(×◯◯)
本拠地札幌ドームで迎えた交流戦の相手はベイスターズ。初戦は今季好調の濱口に完封負け。
二戦目は中田の活躍で斎藤裕樹に2年ぶりの白星がついた。3戦目も中田近藤の活躍と先発中村とリリーフ陣が踏ん張り2勝1敗と勝ち越しを決めた。
vs 阪神
1勝2敗(◯××)
甲子園に乗り込んでの阪神戦。初戦は9回に追いつき松本の適時打で逆転勝ち。2戦目は初回先制するも追いつかれ逆転負け。3戦目は9回裏に追いつかれてのサヨナラ負けで1勝2敗と負け越し。
vs 広島
0勝3敗(×××)
昨年の日本シリーズの対戦相手カープを迎えてのホーム3連戦。初戦逆転負けからの3連敗。
力の差をまざまざと見せつけられた。
vs 巨人
2勝1敗(×◯◯)
球団史上最悪の13連敗中の巨人とのホーム戦。一方のハムも5連敗中。どちらの連敗が途絶えるかと注目されたが、マイコラスに完璧に抑えられて僅差負け。2戦目は逆転勝ちで勢いに乗って3戦目も勝利し2勝1敗で勝ち越し。
vs 中日
2勝1敗(×◯◯)
打線上向きの中日とナゴヤドームで3連戦。初戦シーソーゲームに競り負け、2戦目は9回裏に追いつかれるもリリーフ陣が踏ん張り延長戦を制す。3戦目も接戦を制して2勝1敗で勝ち越し。
vs ヤクルト
1勝2敗(××◯)
主力のけが人続出でヤ戦病院と化したヤクルトと神宮球場で3連戦。初戦2点差を8回に逆転されて敗戦。2戦目も完封負け。交流戦最終戦となる3戦目は効率よく得点して有終の美を飾った。
(交流戦総括)
かかと痛で離脱していた中島卓が戻って来たタイミングで絶好調近藤がもも裏の張りで離脱。大谷に続き近藤を欠き得点力は激減。
さらに手薄な先発陣に呼応するかのごとく自慢のリリーフ陣も不安定。
2017年の日ハムの交流戦は8勝10敗と負け越しという残念な結果に終わってしまいました。
楽天戦から再開するレギュラーシーズン
最初の相手は今シーズン絶好調の楽天です。これに勝ち越して勢いをつけたいところです。
直近の試合日程
6/23〜6/25 vs 楽天@札ド
6/27〜6/29 vs ソフトバンク@ヤフオク
6/30〜7/2 vs ロッテ@ZOZO
パリーグの順位表に目を移すと、3位の西武とは9.5ゲーム差と結構離されています。しかも好調楽天、交流戦1位のソフトバンクだけでなく、今シーズンは西武の野手陣が充実しています。また、ロメロの復活で交流戦勝ち越しのオリックス、最下位ロッテも不気味な存在です。
日本ハムのAクラス入り=クライマックスシリーズ出場はかなり難しそうです。
浮上するためには大谷・近藤(得点力)、マーティン(リリーフ陣)など主力の復帰が必須条件です。
そんな中、日ハムファンが待ちこがれていたニュースが!
大谷選手がついに1軍練習に合流
バッティング練習もしました。#lovefighters #宇宙一のその先へ pic.twitter.com/RomW9XcTOw
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2017年6月20日
大谷選手の復活は嬉しい限り!ただ、状態を見ながらなので未だ復帰時期は未定とのことです。主力の復活もですが、入れ替わりで誰かが故障者リストに入らないってことも大事な条件となるでしょう。
このニュースを追い風にして、ここからの巻き返しに期待したいところです。
(追記)4割近藤長期離脱!?
信じたくないニュースが舞い込んできました。前半戦打撃絶好調で離脱の大谷にかわりファイターズ打線を牽引していたクラッチヒッターの近藤選手が長期離脱だそうです(涙)
ガ————–ン!!
打率4割のハム近藤 長期離脱へ 腰部椎間板ヘルニアと診断(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース https://t.co/8QhG7XdX3W @YahooNewsTopics— すすきのへ行こう編集部 (@go_susukino) 2017年6月22日
(追記)マーティン投手6月23日の対楽天3連戦の初戦に陶板。1回投げて3者凡退(うち2三振)の無失点に抑え、大事なく健在ぶりをアピールしてくれました!