札幌すすきのを代表するお寿司屋さん「棗(なつめ)」さんで旬のコースを堪能して来ました!
内地の友人から、「彼女と婚前旅行で札幌にいくから、とにかくいい感じのお寿司屋さんに連れてけ!」とのリクエストを頂戴しました。
普段は、お酒が安いお店とか、夜中でも魚介類が食べられるお店とか、回らないお寿司屋さんでも低予算で済むお店なんかをメインに紹介している私ですが、こういうリクエストもたまにいただいたりします。
お寿司屋さんと一言で行っても回転寿し(2000円位)、格安大衆店(3000円位)、一般店(5000円位)、高級店(10000円〜15000円)、超高級店(20000円〜)と価格帯だけでも色々あります。
しかも今回は、コーディネートした私にもご馳走してくれるということで、先方の予算と私の”また行きたいお寿司屋さんレパートリー”の中からとっておきのお店を選ばせていただきました。
棗
(南4西5)
棗と書いてナツメと読みます。こちらは元たる善にて修行をしていた方が2010年に独立してオープンさせたお寿司屋さんで、非常に評判もよく、わずか7年の間に赤レンガテラスや大通ビッセにも出店し、市内に4店舗構えるまでになっています。
この日は、お席の予約(4名)とコースの予約をお願いしました。
すすきの交差点で待ち合わせしていざ予約のお店棗さんのある第4藤井ビルへ。エレベーターを降りてすぐの雰囲気のよいエントランスをくぐると
「いらっしゃいませ!本日はご予約ありがとうございます。」
店主さん自らお寿司屋さんらしい威勢の良い声でお出迎えしてくれます。
店内はカウンター席、テーブル席、個室(座敷)と様々な人数やシーンに合わせられる造り。
予約した席にご案内されて飲み物を注文するとお通しが出て来ました。
まずこのお通しで出された蟹のむき身が旨い!
お通しのあと、続いてお造りが出てきました。海老や数の子、鮪、ハマチ….どれもキレイで食欲をそそります。
特に鮪が凄く美味しかった!一切れずつ北海道ならではの海の幸を堪能しながらお酒をいただきます!
続いて舞茸とすっぽんの土瓶蒸し
土瓶の中はこれでもかと具沢山です。
この土瓶蒸しお世辞抜きに旨かった!
(まめ知識)土瓶蒸しの食べ方の基本
1、まずは美味しいお出汁をおちょこに注いで香りと味を堪能!2、土瓶にスダチを絞りフタをして蒸らす。3、具材をいただいたり、出汁を飲んだりしていただく。4、食べ終わったら出された状態に戻す。(フタは裏返さなくてよいそうです)
続いて子持ちシシャモの炙り
ちなみにあごのしゃくれたシシャモほどよいシシャモらしいです。お腹の子もみっちり!
つづいてアスパラとそら豆の炙り
春の訪れを目でも舌でも実感出来るメニューです。
そして冬の美味!たち(たらの白子)の炙り
どれもこれもボリューミーでいかにも北海道らしい春らしいメニューです!棗さんは炙り系のお料理のレベルも高く、年中様々な旬の味覚が堪能出来ます。
最後ににぎり寿司とお椀がやって来ます。
お料理一つ一つ、食材一つ一つが丁寧にお仕事されていて、ハイクオリティー!連れてった友人も彼女さんも大満足、彼女さん接待は大大大成功です!
週末ということもあってカウンター、テーブル、個室と全て満席で混雑していましたが、店員さんの目配り、気配りも素晴らしく、心地よく食事を楽しむことが出来ました。
お値段的にはすすきのでも上位クラスのお寿司屋さんですが、絶対の自信を持ってお勧め出来るお店です。
大切な人をおもてなしする時や記念日などの特別な日に最適です。(人気店ですので予約を取って下さいね)