人気老舗店「やき鳥キィー」が移転リニューアル!パリパリに焼きあがった手羽先 忘れられない味と名前
年末に行きつけのお店が紹介されてしまい焦った森泉です。誰にも知られたくなかった…。けれどもおいしさを知って欲しい…。複雑な気持ちです。
すでに紹介されているのでは?と思っていたお店が意外にも埋もれていました。
やき鳥 キィー
(南1西5)
知っている人には今さら感もある創業50年のお店です。
地下鉄大通駅の1番出口を出て徒歩3分。入口を見落としてしまいそうな場所なので通り過ぎないように注意です。
ビルの階段を降りて地下1階へ。突き当たりのお店が「やき鳥 キィー」。
常に並んでいる人気店なので、店頭には待合用の椅子が置いてあります。
焼き鳥キィーさんは南3西3に移転いたしました。記事は移転前のものとなります
平日の19時前なのに、すでに満席でした。17時半オープンなので、お客さんが1回転した20時過ぎが狙い目らしいです。
お店に入ると、まず手羽先のオーダーを聞かれます。量が多いので、3人で1人前あたりでしょうか。2人で2人前を頼んでいた会社員の方が止められていました。
手羽先は時間がかかるので待っている間におつまみを。
まずはイカ刺し。若干凍った状態で出てくるのがここでのデフォルトです。
写真では分かりにくいのですが、イカが下のほうまで何層にも重なって盛られています。1人前は1杯分あるので、なかなか食べ応えあります。
ポテトフライは最近では珍しい太めのシンプル系。バターも懐かしくてうれしい。
手羽先が有名ですが、実はザンギもオススメです。
一皿10個の山盛りザンギ。布袋のような拳並みに大きい衣バリバリタイプもおいしいのですが、衣もお肉も柔らかなしっとりタイプも魅力的です。
なによりも形が綺麗に整えられていて食べやすい。味付けもしっかりと付いています。
ザンギを食べ終わった頃にメインの手羽先が登場!
注文から40分くらいかかりました。
一人前は18本。手羽先の大きさによって16本から18本となるそうです。
名古屋のように油で揚げている手羽先ではなく、オーブンでカリっと焼いた皮がパリパリの手羽先です。
では食べましょう!と思っても熱くてなかなか触れません。湯気の上がる手羽先をしばらく眺めてしまいました。
手羽先の上手な食べ方がメニューの裏に書いてあります。「関節を脱臼させて骨を抜く」とありますが骨がうまく外せません。
結局、そのまま食べちゃいました。おいしい食べ方は、お店のオフィシャルページにも載っています。(おいしい食べ方HP)
食べ切れなかった手羽先は、お持ち帰り用の袋をいただくことができます。
チラシで作られた懐かしくて素朴な袋です。この日は食べきってしまったのでお持ち帰りはなし。ボリュームはあるのですけど、油っこくないので結構食べられちゃうのです。甘辛い味付けがくせになります。
他のメニューも山盛りでおいしいのですが大人数でなければ、いろいろな種類が食べられないことが残念。
メニューは多くありませんが、値段もお手ごろで気楽に楽しめます。
「キィーに行こうよ」と初めて誘われたときは「なんのお店?」と思ってしまいましたが、今では味も名前も忘れられないお店です。
焼き鳥キィーさんは南3西3に移転いたしました。記事は移転前のものとなります